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CEFR‑J完全ガイド|レベル換算から学習法・おすすめサービスまでやさしく解説

CEFR-Jという言葉、聞いたことはあるけれど詳しくは知らない…そんな方も多いのではないでしょうか?
この記事では、CEFR-Jの基本から、TOEIC・GTECなどのスコアとの関係、実践的な学習法、そして今すぐ使えるおすすめの学習環境までをわかりやすくご紹介します。
英語学習に取り組むすべての方が、自分のレベルを正しく知り、次の一歩を踏み出すためのヒントになれば幸いです。

目次

第1章|CEFR‑Jを正しく理解する

CEFRとCEFR‑Jの違いを整理する

英語学習において「CEFR」という言葉を見聞きしたことがある方も多いかもしれません。
これはヨーロッパを中心に使われてきた英語力の国際基準で、A1〜C2まで6段階に分類されています。

しかし、日本人学習者の多くがこの中のAレベル(A1・A2)に集中しており、「自分の成長が見えづらい」という課題が指摘されてきました。
そこで開発されたのが、CEFR-J(セファール・ジェイ)です。

CEFR-Jでは、A1〜B2までの各段階をさらに上下に分け、12段階のスケールに細分化。
さらに、英語学習を始めたばかりの方に向けてPre-A1という初級前のレベルも加えられました。
こうした工夫により、英語力の変化をより細かく追えるようになり、学習モチベーションの維持にもつながります。

6段階だと一歩進んだ感覚がつかみにくいんです。
CEFR-Jなら、例えばA1.1からA1.2へ上がったという小さな進歩も見える化できるので、学習継続にも効果的です

策定背景と12段階スケールの意義

CEFR-Jは、文部科学省の「英語力向上のための5つの提言」に基づいて開発が進められました。
この提言では、中学・高校でCAN-DOリストに基づいた英語力の可視化が求められており、それを実現する枠組みとしてCEFR-Jが登場しました。

2000年代後半から、東京外国語大学の研究チームによって開発が進められ、2012年にCEFR-J バージョン1が正式公開。このプロジェクトは、文部科学省の科学研究費を受けたものでもあり、官民学が連携して構築されたものといえます。

また、CEFR-Jは単にレベルを細かくしただけでなく、各レベルに応じた語彙・文法のシラバスやテストの枠組みも整備されており、学校教育や企業研修の現場でも扱いやすくなっています。

欧州で生まれたCEFRを日本にそのまま当てはめても機能しづらい点がありました。
CEFR-Jは日本人の学習ステップに合わせて丁寧に調整されているのが強みです

日本人平均レベルの現状

では、日本人全体の英語力は、実際どのくらいのレベルなのでしょうか。
文部科学省が実施した高校生の英語力調査(令和2年度)によれば、高校3年生のうちA2レベル(英検準2級相当)以上に到達している割合は約42.6%にとどまっており、半数以上の生徒はA1レベルにとどまっているという結果が示されています。

さらに、他の研究でも、学習者全体の70〜80%がA1〜A2レベルに集中しているとされており、中級以上にあたるB1〜B2レベルに到達している人は少数派であることがうかがえます。

一方で、社会人のTOEICスコアの全国平均は約640点(2021年度実績)となっており、CEFR-Jの目安ではB1レベルに相当する水準と分析されています。
つまり、学生と社会人では平均的なレベルに若干の差があり、社会人になるにつれて英語力がやや向上する傾向があるとも考えられます。

このように、日本人全体としては依然としてAレベルに集中している一方で、一部の社会人ではB1水準に届く層も増えてきているというのが実情です。
そうした背景から、文部科学省も高校段階でのCAN-DOリスト活用や4技能を統合した指導の強化など、B1・B2への引き上げを目指す取り組みを推進しています。

英語は得意という人でも、実はA2レベルにとどまっているケースが珍しくありません。
CEFR-Jは自分の立ち位置を客観的に確認できる良いツールなんです

企業・教育現場での活用拡大

CEFR-Jは、学校教育だけでなく企業の人材育成にも広がっています。
たとえば、あるグローバルIT企業では、従来のTOEICスコア評価からCEFR-Jベースの4技能評価へ移行しました。

この企業では、社員のTOEICスコアが600点前後まではそのまま評価に使用し、それを超える社員に対してはスピーキングやライティングの実力をCEFR-Jで判定。業務での実践力をより正確に可視化することに役立てているといいます。

また、ある調査では、大企業での語力評価にCEFRの導入を進めていることがわかっており、そのうち多くが直近で移行していることからも、CEFR-Jの重要性が増していると言えるでしょう。

CEFR-Jの話せる・書けるまで含めたスキル評価は、国際業務の現場ではますます求められています。
採用や昇進基準でもB2以上といった表記が増えています

第1章まとめ

CEFR-Jは、単なるスコアや点数では測れない「英語で何ができるか」を見える化する仕組みです。
学習者一人ひとりの進歩を細かく測ることができ、教育現場・企業研修の双方で信頼される指標として着実に浸透してきています。

英語力を伸ばしたいけど、自分が今どこにいるか分からないという方こそ、CEFR-Jを活用すれば次の一歩が見えやすくなりますよ

第2章|主要テストをCEFR‑J換算で読み解く

TOEICスコアはCEFR‑Jでどう位置づけられる?

TOEICスコアとCEFR-Jレベルの対応関係は、英語学習者が自分の英語力を国際基準で把握するうえで大切な指標になります。
TOEICを開発・運営する団体では、Listening & Reading(L&R)テストのスコアとCEFRの各レベルを次のように結び付けています。

  • A2相当|225点以上
  • B1相当|550点以上
  • B2相当|785点以上
  • C1相当|945点以上

こうした数値は、CEFRの専門家が参加する標準設定研究をもとに決定されたもので、公式サイトや文部科学省の資料でも確認されています。
学習者としては、TOEICスコアをCEFR-Jレベルに置き換えて考えることで、自分の立ち位置と次の目標が見えてくるでしょう。

TOEICスコアだけを見て英語が得意かどうかを判断するのではなく、どのくらい使えるかを示すCEFR-Jの視点を合わせて持つことが、学習設計にも役立ちますよ

GTECはどのようにCEFR‑Jと対応している?

GTECは、特に高校や大学で使われている4技能型の英語検定試験です。
CEFRやCEFR-Jとの対応については、IRT(項目応答理論)という統計手法を用いて精密に調整されています。

たとえば、次のような換算値が報告されています。

  • C1相当|1350点以上
  • B2相当|1180点以上

また、ベネッセはCEFR-Jの10段階スケール(Pre-A1〜B2.2)にも対応しており、語彙・文法の難易度を段階的に調整した設計となっています。
2023年度にはB2以下のカットスコアが見直され、より受験者の実力に即した評価が行われるようになりました。

GTECはライティング・スピーキングを含めてCEFR-Jレベルを総合的に測定できるのが特徴で、短時間で高精度な判定を目指したアルゴリズムが構築されているという点もポイントです。

GTECでは話す・書くまで含めたレベル判定が可能なので、読む・聞くだけでは見えない本当の力を測るのに適しています

大学入試ではCEFR‑Jがどう使われている?

大学入試においても、CEFR-Jは徐々にその存在感を高めています。
文部科学省の全国調査では、私立大学の約4割が民間英語試験を出願要件として活用しており、その多くがCEFR基準に基づいた評価を行っているという結果が出ています。

ただし、その運用にはいくつかの課題もあるようです。

  • 試験ごとの難易度差をどう扱うか
  • CEFR対照表の信頼性は十分か
  • 換算結果の妥当性をどのように確保するか

こうした課題をふまえて、文科省では検定団体に第三者による妥当性の検証と情報公開を求めるガイドラインを整備しています。

一部の大学ではすでに「出願資格|CEFR B1以上」など、CEFR基準を直接入試要件に取り入れる動きも見られます。今後、CEFR-Jが大学入試の共通言語として広がるかどうかは、こうした制度整備と運用の透明性が鍵となるでしょう。

まだ運用上の課題はありますが、CEFR-Jの導入が進めば、どの試験を受けたとしても英語力を共通尺度で比較できるという大きなメリットがあります

TOEIC900点はCEFR‑Jでどのレベル?

TOEIC900点というと、非常に高得点の部類に入ります。
このスコアはCEFRでいうとB2上位〜C1下限レベルに該当するとの見解が一般的です。

実際、TOEICスコア945点がC1下限とされていることから、900点前後は「上級者の入り口」と表現されることもあります。英検1級(C1相当)の取得者の平均TOEICスコアも900点を超えていることからも、一定の実践力が求められる水準と考えられます。

語学出版社などの分析でも、TOEIC900点を超えると高度な英語運用力を備えた非ネイティブとして認識されやすいとされており、ビジネスの場でも評価につながりやすいレベルといえるでしょう。

900点を目指す学習者の方には、点数を取るための勉強だけでなく、C1レベルの言語運用力を意識した学習への切り替えが鍵になります

第2章まとめ

TOEICやGTECといった試験スコアをCEFR-Jという共通基準に置き換えることで、自分の英語力を国際的な目安で把握できるようになります。
各試験で評価対象や傾向は異なるものの、スコアの意味をCEFR-Jで読み解く視点を持つことで、次に目指すべき目標がより明確になります

試験ごとに指標がバラバラだと、学習の方向性も迷いがちになります。CEFR-Jを共通ものさしとして活用することで、進む道がぐっと見えやすくなりますよ

第3章|CEFR‑Jを使った学習プランの立て方

レベル診断から始める学習設計の第一歩

学習を始める前に、まずは自分の現在のCEFR‑Jレベルを把握することが出発点になります。
たとえば「A2.1からA2.2を目指す」「B1.2にあと少し届きそう」など、目標を具体的に細かく設定できるのがCEFR-Jの大きな特長です。

このように細かくレベルが刻まれていることで、「前よりも話せるようになってきた」といった感覚が可視化され、やる気の維持にもつながります。
また、CAN-DOリストを活用すると、「今の自分にできること/まだできないこと」が明確になり、学習すべき内容を選ぶ指針にもなります。

英語学習の成果が感じにくい…という声は多いですが、CEFR-Jのスケールを使えばちゃんと進んでいることを確認しながら取り組めますよ

短期集中と分散学習、どちらが効果的?

勉強法としてよく話題にのぼるのが、短期間に詰め込むか、それともコツコツ積み上げるかという二択です。
教育心理学のメタ分析では、長期的な記憶定着には分散学習(少しずつ継続)の方が明らかに優れているという結果が示されています。

実際、復習の間隔をうまく設計すると、学んだ内容がしっかり定着しやすくなります。
一方で、集中学習にもメリットがあります。
特に、時間がない中で急ぎの対策が必要なときや、初期の基礎力を一気に押さえたい場面では、集中的な取り組みが効果を発揮します。

大切なのは、短期集中と分散学習を目的に応じて組み合わせること
たとえば「最初の2週間は集中して基礎を固め、その後は週3回の復習を入れて定着を図る」といった設計が現実的です。

一夜漬けで覚えてもすぐ忘れてしまうという経験、ありますよね?学びを長く活かすには、やっぱり反復と間隔がカギになります

4技能を同時に伸ばすことで記憶が強化される

英語には「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能があります。
これらをバラバラに練習するのではなく、できるだけ同時並行で取り入れることで、記憶への定着がよくなるという実験結果があります。

たとえば、「今日はリーディング、明日はスピーキング」ではなく、1日の中で複数のスキルに触れることで、脳の学習効率が高まり、習得スピードが上がりやすくなるのです。
また、技能を切り替えることで集中力がリセットされるため、飽きずに取り組めるという利点もあります。

おすすめは、1セッションごとに技能をローテーションさせるハイブリッド型の学習法
たとえば、朝に30分の音読+リスニング、夜は30分の英作文+発話練習など、複数の回路を日常的に刺激する設計が効果的です。

同じことを続けるより、ちょっとずつ違う刺激を与えることで、脳は飽きずに学び続けやすくなりますよ

「1日90分学習モデル」

おすすめなのが、「1日90分を学習にあてる」モデルです。

この90分という長さは、人間の集中力のリズム(ウルトラディアンリズム)にぴったりで、1日の中で最も集中できる時間帯に取り組むことで、効果的な学習が可能になります。

特に朝の時間帯は意志力が高いとされており、早起きして学習に使うことで継続しやすく、1年で500時間を超える積み上げが可能になります。

まとまった時間の確保が難しい方でも、以下のようにブロック化することで、1日90分でもしっかりと学習の質を確保できます。

  • 朝30分|単語と文法の復習
  • 通勤中20分|シャドーイング
  • 夜40分|ライティング+フィードバック

90分って、長すぎるようで実は1日が変わるちょうどいいボリュームなんです。朝一番や就寝前など、固定時間化がコツですよ

PDCAサイクルで進捗を見える化する

学習の成果を最大化するうえで欠かせないのが、計画→実行→振り返り→改善というPDCAサイクルの導入です。

英語コーチングの現場では、CEFR‑Jレベルを基準にPDCAを回すことで、3か月で1レベル以上アップしたという例も報告されています。
たとえば、週単位で学習計画を立て、毎日の進捗をアプリで記録、コーチが2週間ごとにチェックして微調整を行うといった流れです。

さらに、CEFR-JのCAN-DOリストを活用してできるようになったことを確認することで、モチベーションの維持にもつながります。振り返りを習慣化することで、学習の改善力も自然と高まっていきます。

最初に学習の型を決めてしまえば、あとは小さな修正を重ねるだけ。
学習そのものがやりやすくなる仕組みを作るのが成功の近道です

第3章まとめ

CEFR-Jをベースに学習を進めることで、今の自分に必要なこと・次にやるべきことが明確になり、無理なく計画的に力を伸ばせるようになります。

短期集中と分散学習の組み合わせ、4技能を活かしたハイブリッド学習、1日90分の習慣化、PDCAによる見える化
どれも続けられる工夫が詰まった方法です。

学習は気合いではなく設計です。
自分に合った仕組みを作れば、忙しい人でも無理なく英語力を上げていけますよ

第4章|CEFR‑Jで伸ばす!レベル別・英語力アップの実践テクニック

語彙5,000語を突破するための現実的なプラン

英語力を一段上へ引き上げるうえで欠かせないのが語彙力の強化です。
特に中級〜上級レベルに差し掛かるタイミングでは、5,000語の語彙習得が1つの大きな目安とされており、この水準に達すると、一般的な英文に出てくる語彙の約95%をカバーできるとする研究があります。
ただし、英字新聞や学術論文といった難易度の高い読解素材で98%以上の語彙理解を目指す場合は、8,000〜9,000語程度が必要とされています。

つまり、5,000語は実用的な英文に取り組むうえで辞書に頼らず読める状態への入り口とも言える水準であり、多読や精読の基礎をつくるには非常に有効な到達点です。

語彙学習の進め方としては、学習者の現在の語彙レベルをまず測定し、そのギャップを埋める形で1年間の習得目標を逆算する方法があります。
たとえば、週あたり約40語(1日6語程度)の学習を続けるプログラムでは、年間で約2,000語を追加習得することが可能とされています。
より高密度な学習を行う場合は、週100語以上のペースで年間6,000語以上を増やすことも現実的です。

重要なのは、自分の生活や学習スタイルに合わせて無理のない計画を立てること。
習得数だけでなく、復習や活用の仕組みを組み込むことで、語彙が使える知識へと変わっていきます。

さらに、語彙を定着させるための復習設計も重要です。
例えば、新出単語を覚えたあとに週末テスト、月末復習を組み合わせることで、記憶の定着率が高まったという報告もあります。

また、グレーデッドリーダー(難易度調整された読み物)を段階的に読んでいく方法も有効です。
語彙レベルを少しずつ引き上げながら読み進めることで、辞書に頼らず意味を推測する力も自然と身についていきます。

英単語帳を覚えるのが苦手…という人も、文脈の中で語彙に触れることで使える語彙に育ちます。多読はその第一歩です

精シャドーイングでリスニング力を一気に底上げ

リスニング力の強化には、シャドーイングが効果的だという話はよく聞きますが、特に成果が出やすいのが精シャドーイングです。

これは、音声をただなぞるのではなく、一語一句正確に、発音の変化やイントネーション、抑揚まで真似るトレーニングです。
ある大学の実験では、週3回×12週間のシャドーイングを行った初級者グループのリスニングスコアが平均30%近く上昇したという結果も出ています。

また、ディクテーション(書き取り)との併用で「音の気づき」がさらに高まり、音声知覚の自動化が進むという報告もあります。つまり、英語を音として理解する力が大きく伸びるのです。

シャドーイングは英語が聞こえないという壁を超える特効薬のような練習法です。
特に初級〜中級者こそ、しっかりやると効果が見えやすいですよ

要約トレーニングでB2レベルの壁を突破する

B2レベルは、自立して英語を使えるレベルとされています。
ここを超えるには、内容を整理して自分の言葉で伝える力が重要になります。
そんなスキルを鍛えるのが、要約トレーニングです。

ある大学の授業で、毎回ディスカッション後に90秒の要約発表を取り入れたところ、B2に到達した学生の割合が、要約なしのグループよりも増えたという結果が得られています。

要約によって、話のポイントを整理する力、論点を的確に捉える力、そして話し手としての表現力が磨かれ、スピーキングとライティングの両方に相乗効果が出るとされています。

自分の言葉でまとめるって、一見簡単そうで意外と難しい。
でもこれができるようになると、B2への扉が一気に開いてきます

C1を目指すなら専門的なライティング+頻回フィードバック

C1レベルに求められるのは、論理的かつ一貫した高い文章表現力です。
このレベルの到達には、単なる日記や感想文ではなく、テーマに沿って主張を展開するライティングが欠かせません。

ある大学院生グループの事例では、週1回のゼミ形式で専門的な英文ライティングに取り組み、毎週詳細なフィードバックを受けて改稿を繰り返したところ、半年後には多くの学生がC1水準に到達しました。

この取り組みで効果を発揮したのは、毎週20回以上にわたる書いては直すの反復と、「なぜ直すのか」「他にどんな表現があるか」まで含めた解説付きのフィードバックです。
こうした積み重ねにより、自然で高度な表現を使いこなせる力が身についていきます。

添削は赤ペンで間違いを直すだけでは意味がありません。
自分で気づき、表現を選び直す体験こそが、C1への近道です

ChatGPTなどのAIツールを使って自律学習を加速する

最近では、ChatGPTを活用した英語学習の事例も数多く報告されています。
たとえば大学の授業では、ChatGPTと音声で対話しながら会話練習を行い、その後にクラス全体で振り返りディスカッションを行うハイブリッド形式が好評を得ています。

中学校では、英作文をChatGPTに添削させて、その結果をもとに生徒が自己修正を行うプロセスが導入され、自律学習の習慣化に効果があったとされています。

AIは24時間いつでも利用可能で、フィードバックの速さや教材の多様性という面でも強力なサポート役になってくれます。ただし、完全に任せるのではなく、使いながら人間の先生による確認を併用することで、誤学習を防ぎやすくなります。

AIで学ぶと不安という声もありますが、AIで練習→人が確認という使い方なら、日常学習がもっと効率的になりますよ

第4章まとめ

語彙強化・リスニング力アップ・発話力の向上・ライティング表現の洗練。
CEFR-Jレベルごとの実践テクニックを意識することで、各段階の壁を確実に乗り越えていくことが可能になります。

さらに、AIツールをうまく取り入れることで、学習の質も継続力も格段にアップします。
自分のレベルと目的に合った方法を選び、実行→振り返り→改善を重ねることで、無理なく、でも着実に、英語力は伸ばせます。

英語の勉強に絶対の正解はありません。
でも、自分に合った方法は必ず見つかります。小さな成功体験を積みながら、楽しんで続けていきましょう

第5章 学びをカタチにする|CEFR-J対応の学習環境を体験してみよう

この記事を読んで「実際に行動してみようかな」と感じた方へ、最後に英語力アップのヒントとして参考になるサービスをいくつかご紹介します。

どれもCEFR-Jの考え方をベースに、4技能をバランスよく鍛えられる仕組みを持ったものです。
ご自身に合うかどうか、無料体験やカウンセリングをうまく活用して、次の一歩に向けたヒント探しにお役立てください。

このサービスを使いましょう、というわけではありません。
自分に合った学び方や環境を探すという観点での参考になればうれしいです。皆様の次の行動をサポートする一助となれれば幸いです!

短期集中で英語漬けの環境をつくりたい方に|アプロス

ネイティブ講師×英語4技能の短期集中指導が魅力の総合英語スクール。
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まとめ|小さな一歩からで大丈夫です。

自分のペースで学びを進めながら、「この方法いいかも」「これなら続けられそう」というヒントが見つかったら、少しだけ体験してみるのもおすすめです。

始めるかどうかよりも、続けられる環境かどうかを大切に。試してみることで、自分に合うスタイルが見えてきますよ

免責事項

本記事の内容は、公開時点で信頼性のある情報に基づいて作成しておりますが、各サービスや制度の内容は変更される可能性があります。必ずご自身でも公式情報をご確認の上、最終的なご判断をお願いいたします。

また、本記事ではアフィリエイトを含むリンクを掲載しており、一部サービスの紹介に際して収益を得る場合がございます。とはいえ、記事内でご紹介したサービスは、内容に照らして読者の学びをサポートできると判断したものを選定しています。

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